キャリアアップすることのデメリット3選【デメリットを知り自分の将来を考えよう】
キャリアアップは必ずしも自分が思い描いた姿になれるとは限りません。
デメリットをしっかりと理解してキャリアアップを目指すことで本当の成功があるでしょう。
この記事ではキャリアアップすることのデメリットについて書いていきます。
漠然としたキャリアアップの形を思い描くのではなくさまざまな視点を取り入れて自分なりの成功の形を作り上げましょう。
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キャリアアップとはそもそもなんなのか
キャリアアップってそもそもなに?と思った人もいるのではないでしょうか。キャリアアップとは簡単にいうと今よりも地位の高い仕事をしたり、より高度な専門職を行うことで収入をアップさせたり、昇進することです。
一般社員から課長に、などの管理職に昇進することなどもキャリアアップと言えるでしょう。
キャリアアップとスキルアップの違いは?
「スキルアップ」というキャリアアップに似ている言葉があります。
この言葉の大きな違いは年収や役職などの会社での地位や待遇がレベルアップするかどうかの違いです。
「スキルアップ」はそれらの待遇があるなしに関係なく自分の持っている能力が向上することをいいます。
スキルアップしても待遇に変わらないなら必要ないと思った人もいるかもしれませんが、キャリアアップするにはスキルアップは必須と言えるでしょう。
ですので、今後自分の将来を豊かなものにしたいのであれば自己研鑽は怠らないようにしていきましょう。
キャリアアップすることのデメリット
キャリアアップについて簡単に説明しましたが「キャリアアップはいいことばかりではないか。」と感じた人も多いでしょう。
もちろんデメリットよりもメリットの方がはるかに大きいです。
ですが自分の理想とする姿とギャップが生まれないようにキャリアアップのデメリットもしっかりと理解しておく必要があるのです。
そうすることで自己分析を行なった際、自分にあっている転職先などを迷わずに選択できるようになります。
1. さまざまな場面で変化が伴う
まずは「さまざまな場面で変化が伴う」ことです。
キャリアアップを目標に行動を起こしていくとなると、基本的に現職での昇進や転職することで今よりも地位を高めるなどといったことになるでしょう。
そうなると、今と同じ環境、慣れた環境から出てどうなるかわからない環境に踏み入れるといった変化が必要になります。
勤務先が変わる可能性もあります。また、転勤を要求され引っ越しをしないといけないということもあるでしょう。その結果、職場が変わり、人間関係などにも変化があります。
その都度、変化への対応、順応が求められ、その順応などが難しいと少しの変化にも耐えられず大きなストレスを抱えてしまう可能性も考えられます。
例を挙げるとすると、キャリアアップすることに伴い転職先の上司と馬が合わないことや、引っ越し先の土地、雰囲気に馴染めなく後悔してしまったりといったリスクがあったりします。
2. 仕事を優先してしまいプライベートの時間を確保できない可能性がある
次のデメリットは「仕事優先になってしまい自分の時間を確保できない可能性がある」こと。
キャリアアップするというのは簡単なことではなく、それ相応に努力しなければいけません。
そのための努力はもちろん。昇進後や転職後の新しい環境で求められる以上の結果を出すためにその後もさらなる努力が必要になります。
その結果、仕事に時間を取られてしまいプライベートを充実させられないという点は、キャリアアップのデメリットとも言えるでしょう。
はたらこねっとが行なったアンケート調査の結果では、キャリアアップをしたくない理由の第1位が「家族、子供との時間を優先して生活がしたい(16%)」となっています。
3. 責任などが重くなる
最後のデメリットは「責任などが重くなる」こと。
キャリアアップすることによって、地位が高くなったり収入が高くなったなればその分、仕事で求められる結果や成果、責任などは以前と比較にならないほど大きくなるでしょう。
その重圧に耐えられず苦しむという人も少なくありません。
自分のミスではなくても自分の成績に響いたりと自分一人だけの問題ではなくなったりもします。
「そんな責任を負うなら、無理せず今のままがいいかな」と考え、あえて昇進や昇格、出世を目指さないという人がいるのも理解できます。
こういった責任を無理に背負い込みたくないという人はキャリアアップするのはデメリットと言えるでしょう。
まとめ
キャリアアップすることのデメリットについて書いてきましたがいかがでしたか?
こういったことをしっかりと理解することで自分のなりたい姿にマッチしているかをしっかりと考えることができると思います。何事も良い面だけを見るのではなくさまざまな視点を持ちしっかりと分析をして大きな決断をしていきましょう。